東北の最南端にある福島県。大河ドラマ「八重の桜」でも脚光を浴びた幕末の会津藩が有名ですが、会津の城下町とおおらかで気さくに声を掛けてくれる福島の人や雰囲気がとても好きです。
そんな福島県を巡った蔵之介の印象は……
「武士」「桃」「ラーメン」といった感じでした( ˘ω˘ )
春には桜に囲まれた鶴ヶ城(つるがじょう)が、ピンク色にライトアップされたり、会津藩の家老を務めた西郷 頼母近悳(さいごうたのもちかのり)氏の会津武家屋敷を訪れると、戦国の日本を感じることができます。名前の長さよ。笑
また福島県と聞くと、桃を食べたくなってしまうのは自分だけではないはず…..?福島市にある幾つかのカフェでは、桃がまるごと1個乗った、贅沢な「桃パフェ」を食べることができます!
桃以外にも、喜多方ラーメンや馬刺しなど、美味しいグルメいっぱいの福島県で訪れた場所を紹介していきます!
蔵之介ランキングTOP3✨
訪れた観光スポット
江戸時代から明治時代にかけて行われた戊辰戦争(ぼしんせんそう)で、難攻不落の名城としても名を馳せた鶴ヶ城(会津若松城)は、最寄りの会津若松駅や西若松駅からでも少し離れているので、車やバスを使って行くのがおすすめです。
2011年に天守閣の屋根が幕末当時の赤瓦へとリニューアルされていて、写真では分かりづらいですが他の城にはない鮮やかさと存在感があります。
伊達政宗氏の跡を継いだ、会津藩主の蒲生氏郷(がもううじさと)が7層の天守閣を築き、加藤明成の江戸時代に現在のような5層の天守閣になった歴史があるようです。
入場料は天守閣と茶室楼閣(ちゃしつろうかく)の共通券が大人520円で、城内の展示では16~17歳の白虎隊の少年たちが自ら命を絶った悲しい歴史なども学ぶことができます。
春には鶴ヶ城の桜ライトアップが見れるそうで、会津出身のボイストレーニングの先生から、「鶴ヶ城公園の桜は、他の桜の名所に負けないくらいとても綺麗だよ~。」聞いたので、桜の季節にも行ってみたいです|ω・) 八重の桜ですね!
また共通券で入れる、茶室麟閣(ちゃしつりんかく)は、本丸内に建てられた茶室です。
豊臣秀吉の側近であり、わび茶を完成させたことでも知られる千利休(せんのりきゅう)氏の子供である少庵(しょうあん)が、会津藩主の蒲生氏に保護されていた時に造られたそうです。
会津藩の家老であった、西郷家の武家屋敷が復元されたもの。敷地面積が2,400坪もあり、建物の中に入ると「茶室」や「客間」など、38もの様々な部屋があり、当時の生活を垣間見ることができます。
幕末の戊辰戦争(ぼしんせんそう)での出来事や、西郷家の家族が一斉に自害したという悲しい歴史を、戦争の歴史や文化と共に知ることができます。(たまたまYouTuberみたいな人が動画実況していて、歴史と現代のギャップにも遭遇しました。。。笑)
入場券売り場で入館料850円を支払い、敷地内に侵入。マップ左側の家老屋敷周辺が、武家屋敷です。
赤いカーペットが印象的な屋敷内。着物を引きづって歩きたいもんです。
木漏れ日がとてもよき。「八重の桜」のロケ地にも使われたようです。水車を使った東北一の藩米精米所もあります。
写真右奥の門をくぐった先に、鶴ヶ城が見えるスポットがあります。が、覗いてみると「ちっさ!」と声が漏れてしまうぐらいの遠さなので、見たい人はハズキルーペを持っていきましょう(回しものではありません)
出口付近にはお土産屋もあります。武家屋敷に入場しなくても、外から入ることができ、会津の工芸品や地酒なども買うことができます。
西郷氏は学問にも精通していたようで、菅原道真公を祀った神社も敷地内にありました。
南会津にある大内宿(おおうちじゅく)は、会津若松市と日光今市を繋ぐ宿場町として栄えた場所です。
茅葺き屋根が特徴的な江戸時代の景観は、店舗兼住宅として住まわれている現地の人々によって、大切に保存されており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているようです。
山の中にある場所なので自動車かバスで来る必要があり、くねくねした山道を登っていくと着きます。
夏の観光シーズンは賑わいを見せ、かなり広い駐車場(500円)も埋まってしまうぐらい人気のスポットです!この昔を感じる風景がたまらんですね。
大内宿は真ん中に広い道があり、その道を挟んで両側に水路が流れています。
やかん、ラムネとサイダー、瓶ビールなどを冷やしており、生活用水としても使われる湧き水は、冷たくて夏の暑さを少し和らげてくれます( ˘ω˘ )
大内宿の一番奥にある「浅沼食堂」さんで大内宿名物のねぎそばをいただきました!大内宿の大通りを眺めながら食べられる冷やしそば、暑い夏の時期にぴったりのお食事でした!
神秘の湖沼と呼ばれる、五色沼湖沼群(ごしきぬまこぬまぐん)は、ミシュラン1つ星にも選ばれた観光地で、磐梯山の裏側、”裏磐梯()”にある湖沼群です。
「毘沙門沼(びしゃもんぬま)」、「赤沼(あかぬま)」、「青沼(あおぬま)」などの大小、色合いも様々な湖沼が8個も見れる五色沼自然探勝路(ごしきぬましぜんたんしょうろ)をぜひ歩きましょう!<`~´>
この湖沼群は、磐梯山の一部が水蒸気爆発を起こして、崩れた岩などによってせき止められた川が、幾つもの神秘的な湖沼を生み出したようです。
片道4kmぐらいで、自分が歩いたときは1時間程掛かりました。歩いてる人が沢山いますが、熊に注意の看板もあるので熊鈴があると安心かもしれません。
毘沙門沼(びしゃもんぬま)近くの駐車場に車を停めて歩くパターンと、柳沼(やなぎぬま)近くの駐車場に停めて歩くパターンがありますが、毘沙門沼スタートで歩く人が多かったです。
往復歩く人はよいですが、片道だけで十分な方は、磐梯東都バスさんの時刻表を確認してバスで帰るのもよいと思います!片道250円で7分ほどで停めた駐車場に戻れます。
磐梯東都バス様時刻表(HPより)hideyokuntimetable.pdf (totobus.co.jp)
毘沙門沼には、30分単位(700円)と、1時間単位(1,300円)のボート貸出があり、磐梯山の山々に囲まれてボートに揺られる時間も、日々の疲れを癒してくれそうですね。
五色沼の中でも、写真の「みどろ沼」は、青・赤・緑の三色が見れる不思議な沼です。天候に恵まれてこの日は、それぞれの色がとても綺麗に映えていました。見る角度や深さ、季節によっても見えやすさが違うそうです。
同じ沼の中でも、水質や条件によって色が変わるなんて、ほんと神秘的ですな( ˘ω˘ )
毘沙門沼側の探勝路入口には、ソフトクリームなど売っている売店もあります。写真の塩風味の五色沼ソフトは、どこかで食べた味なんですが、、、スイカかな?舌ばかですみません(笑)しょっぱさよりも甘みを感じました。
福島ご飯
【坂内食堂(ばんないしょくどう)】
肉そば(税込¥1,000)
博多ラーメン、札幌ラーメンと並ぶ、日本三大ラーメンの一つ「喜多方ラーメン」。
朝ラーと呼ばれ、朝にラーメンを食べるのが定番なこの喜多方ラーメンの中でも、特に人気で有名な坂内食堂さんのラーメンをいただきました!
ちぢれ面にやわらかい焼豚が、透明な豚ガラのスープに絡んでとても美味しいです( ˘ω˘ )
行列のできるお店なので、お昼のピークの時間帯を避けられるとよいです。
【農家カフェ 森のガーデン】
桃パフェ (税込¥700)
福島市にある「まるせい果樹園」さんに併設されたカフェで食べられる桃パフェ。
例年7月中旬ごろから9月ぐらいまでの期間限定で提供されているこちらのカフェ。なんと、桃が1個半も入って、こちらの値段です|:3ミ
一番上に丸々1個乗った桃の下には、バニラアイスとカットされた0.5個分の桃が敷き詰められ、とても幸せな気分になれます! 1,500円~2,000円前後しそうな桃パフェ。ぜひ福島市に行ったら食べてみてください。これは後悔しない一品です。
【浅沼食堂】
冷やし宿場そば(¥1,000)
大内宿の一番奥にある浅沼食堂さんで名物のねぎそばをいただきました!
山菜が沢山入った蕎麦。ねぎを箸代わりにして食べるのがとても難しい。笑 窓際の席なら大内宿の大通りを見て昔ながらの風情を楽しみつつ、美味しいそばををいただけます。
大内宿にはねぎそばの名店が沢山あるのでお気に入りのお店を探しに行きましょう!
【元祖円盤餃子 満腹】
円盤餃子30個(¥1,815)
福島市には円盤餃子と呼ばれる名物の餃子があります。その福島ギョーザの中でも元祖といわれる満腹(まんぷく)さんの餃子をいただきました!
満州の餃子を起源としており、皮から手作りされた餃子は一口サイズでぱくぱくと食べれちゃいます。
餃子がメインで、ご飯がメニューにないので注意。大人の皆さんはビールと一緒に食しましょう。