富山県

 ”黒部峡谷””黒部ダム”など、自然の壮大さを感じられる富山県。北陸地方の中でも、随一の紅葉を見れる名所が沢山ありますね!

 そんな富山県を巡った蔵之介の印象は……
「黒部ダム」「峡谷」「ますずし」といった感じでした( ˘ω˘ )

 「きときと」。皆さん意味わかりますか? 富山の方言で「新鮮な」という意味があるらしく、海鮮も美味しい富山県では、「氷見きときと寿司」さんが有名みたいです。夜の時間で間に合いませんでしたが。。。

 それではトロッコ列車で自然の奥地へ、富山県で訪れた場所を紹介していきます♪

蔵之介ランキングTOP3✨

第三位 富山市ガラス美術館
第二位 黒部ダム
第一位 黒部峡谷トロッコ電車

訪れた観光スポット

黒部峡谷トロッコ電車(くろべきょうこくとろっこでんしゃ)
乗車中の様子

 黒部峡谷トロッコ電車は、黒部峡谷鉄道さんが運営する「宇奈月駅」から「欅平駅」までの約1時間20分にわたる、トロッコ電車に乗って山の中を突き進む観光地です。

 富山県出身の女優である室井滋(むろいしげる)さんのアナウンスで各見所の紹介があり、「宇奈月ダム」や仏に見えるという「仏石」「猿専用のつり橋」などを見ることができます!

始発駅の宇奈月駅

 車やバスで観光される方は、始発の宇奈月駅の駐車場まで直接行けますが、電車で富山駅から向かわれる方は、富山駅→魚津駅→新魚津駅(徒歩)→宇奈月温泉駅まで行き、徒歩で宇奈月駅に向かうことができます。

 トロッコは「窓なしの普通客車」と「窓ありのリラックス客車」があります。標高が高くなるにつれ、寒さが増すので長袖の防寒着は必須だと思います。

トロッコで降りることができる駅は、距離が近い順に、「黒薙駅(660円)」「鐘釣駅(1,410円)」「欅平駅(1,980円)」とあり、所要時間は、黒薙駅まで25分、鐘釣駅まで60分、欅平駅まで80分ほど掛かります。

※大人の乗車料金を記載。子供料金は半額ぐらいの値段です。

 繁忙期はチケット購入が混んでいたり、乗りたい時間の便が売り切れることもあるそうなので、公式HPさんからのオンライン予約がおすすめです。

黒部峡谷鉄道 チケット予約サイト (torokko-yoyaku.com)

 黒薙駅までだとあっという間なので、鐘釣駅か欅平駅まで行かれるのがよいと思います。

 自分は一番奥の欅平まで行きましたが、値段的にも満足度的にも鐘釣駅まで行ければ良かったかなぁという感じでした。笑

 鐘釣駅だと、天然の「河原露天風呂」や夏でも見れるという「黒部万年雪」を見に行けて、欅平駅では大きな「奥鐘橋」や、60分程歩きますが、野外にあり日帰り入浴ができる「祖母谷地獄温泉(ばばだにじごくおんせん)」があります。

※祖母谷地獄温泉は自分で適温の湯だまりを探すそうですが、どこもかなり熱く入るのは大変とのこと。野外の温泉で混浴らしいです。蔵之介は時間の関係で行くのを断念しました。。。

新柳河原発電所。ピーチ姫の城みたい。
猿専用のつり橋。

 猿専用のつり橋は、タイミングがいいと渡っている猿が見えるそうです。

 望遠鏡がないと見えません。笑 

宇奈月ダム
終点の欅平駅から歩いてすぐの河原
欅平駅からすぐの河原展望台には足湯があります。

 タイミングによっては、営業していない可能性があります。

帰りの風景。小さい滝がいくつもあります。
新山彦橋

 宇奈月駅から欅平駅の乗車時間は往復2時間半ぐらい掛かるので、帰り際に席でうとうとしていたら、宇奈月駅近くの「新山彦橋」が見えてきました。

 帰り際だけ天気がよくなりましたが、終わりよければすべてよし( ˘ω˘ )!

黒部ダム(くろべだむ)
黒部ダムの全景

 黒部峡谷にある黒部ダムは、日本で1番高い堤防を持つダムで、高度経済成長期における関西の電力不足を水力発電により補うために関西電力さんによって作られたそうです。

 黒部ダムに向かうルートとしては、富山県の立山駅からケーブルカーなどを乗り継いでアルペンルートを通って向かう方法と、長野県の扇沢駅から電気バスを使っていく方法があります。(冬の間は休業中だそうです)

扇沢駅から黒部ダムに向かう電気バス

 黒部ダム観光だけが目的であれば、長野県の扇沢駅からだと電気バスで16分ほどで到着するので近いです!

 アルペンルートも歩きたかったのですが時間がなく断念…..(´_ゝ`)

黒部ダム駅到着

 黒部ダム駅に到着すると、ルートが2つあります。黒部ダムの全貌を見るためには、展望台への階段220段を歩きましょう。ほとんどの人はそっちに向かってました!

 展望台に上った後も結構歩くので、重い荷物を持っていく方は、分岐点付近にあるロッカーに荷物を預けるのが良いかもしれません。

展望台からの眺め。雲がどんより…..笑

 晴れていると、ダムに貯水されている水が綺麗な緑色に見えます。

コンクリートバケット(コンクリートを運搬するための容器だそうです)
展望台から階段を下ってレインボーテラスへ。
レインボーテラスからの大迫力の放水!

 観光放水を間近で見れる”新展望広場とレインボーテラス”。毎秒10tの水が放出されるそうです。

新展望広場特設会場内

 黒部ダム(くろよん)の建設は最初順調だったようですが、1,691m掘り進んだ先にあった「破砕帯」で、大量の土砂と毎秒660リットル冷たい水が噴出したことにより工事は一時中断。。。

 171名の方が殉職された黒部ダムの開発は、1,963年に完成したそうです。

 黒部駅から扇沢駅へ電気バスで通る際に、破砕帯があった場所が青いライトで示されています。

帰り際は晴れてきて、虹が見れました(^^)
放水の真上から。

 毎秒10t以上の水が放出される割に、下の川が溢れないな(・・;)とふと思いましたが、そのために高い位置から放水し水蒸気にしているんですね。

黒部ダムレストハウス

 黒部ダムレストハウスでは、黒部ダムの形を表現した名物の「黒部ダムカレー」が食べれるそうです。

 トンネルを通って黒部ダム駅に帰ります!また来るダム( ˘ω˘ )

富山市ガラス美術館(とやましがらすびじゅつかん)
ガラス美術館の外観

 富山市駅から路面電車で8分ほどにある富山市ガラス美術館は、日本を含め世界中のガラスアーティストによる作品が展示されています。

 建物は6階建てで、1階にチケットカウンターがあり、2階.3階が「企画展」、4階が「常設展示場」、6階に「グラスアートガーデン」があります。

 観覧料は、4階と6階のみであれば、一般・大学生が200円(高校生以下無料)。企画展も併せて、2,3,4,6階を見るのであれば1,000円前後です。(企画展によって違う可能性があるので、公式HPをチェックしましょう 展覧会情報 – 富山市ガラス美術館 (toyama-glass-art-museum.jp)

 建物は図書館も併設されています。

館内の様子。

 建物自体がガラス中心で作られており、東京オリンピックの国立競技場を手掛けた、隈研吾(くまけんご)さんによって設計されています。

展示場内の様子

 シャンデリアの装飾を花ではなく、ソーセージや生ハムのスライスで表現された作品。

 フェミニストの問題に取り組んでいる作家さんによって作られたそうです。想像力がすごい。

 繊細なガラスの粒子を使った作品や映像作品などがあり、「これガラス!?」って思うような驚きと、心に訴え掛けてくる表現力があります。

 蔵之介は美術の成績がクラスで一番下でしたがとても楽しめましたよ( ˘ω˘ )

繊細で複雑な作品ですね。どうやって作るのか想像できん。。。

 また最上階のグラス・アート・ガーデンには、現代ガラス美術の巨匠と呼ばれるデイル・チフーリさんの工房が作った作品も展示されており、フロアいっぱいに表現されたガラスの植物たちはまさに”現代アート”という感じでした。(写真撮影禁止でした、、、)

 執筆時点から展示されている作品たちも変わる可能性がありますので、行ってみよう!と思われた方は、富山市ガラス美術館さんのHPを確認してください。

 富山市ガラス美術館 – ホームページ (toyama-glass-art-museum.jp)

お土産屋さん

 2階には、ガラスで作られたアクセサリーや日用品が販売されています。とてもおしゃれ。

同じく2階にあるカフェ

 アート作品をみて脳が疲れた方は、甘いものでも食べて一息つきましょう( ˘ω˘ )

富山ご飯

【源 富山駅売店】
ますのすし(¥1,100)※小丸

富山駅で販売されている富山の名物駅弁「ますのすし」をいただきました!

販売が開始された1,912年から100年以上も愛されているますのすしは、ほどよい酸味があるネタに、ほんのりとした甘みのある酢飯がとても美味しかったです( ˘ω˘ )

※HP内にある金額やお店は執筆時点(2022/09/14時点)のものです。