広島県

 広島東洋カープや、お好み焼きが美味しい広島県!「~じゃけえ!」の方言が強く聞こえますが、人情味溢れて優しい人が多い印象の広島県です。

そんな広島県を巡った蔵之介の印象は……
「お好み焼き」「宮島」「平和」といった感じでした( ˘ω˘ )

 赤い鳥居や建築物が特徴的な世界遺産の厳島神社は、日本の教科書でも有名な平清盛によって造営されたそうです。

 また広島市内には、お好み焼き屋さんが沢山あるので、テレビで広島東洋カープの野球観戦をしながら、美味しくボリューミーな広島のお好み焼きをいただきましょう!

そんな歴史と美味しいグルメの広島県で訪れた場所を紹介していきます!

蔵之介ランキングTOP3✨

第三位 広島城(ひろしまじょう)
第二位 平和記念公園(へいわきねんこうえん)
第一位 厳島神社(いつくしまじんじゃ)

訪れた観光スポット

厳島神社(いつくしまじんじゃ)
厳島神社の高舞台(たかぶたい)

 宮島にある厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、593年にその前身が建てられ、1168年にかの有名な平清盛(たいらのきよもり)が現在の規模に造営をされたそうです。

 1996年に世界文化遺産に登録されており、海の上に浮かぶ赤い大鳥居や社殿がなんとも特徴的ですね( ˘ω˘ ) 数々の武将たちから崇拝された由緒正しき神社です。 

日本三景「宮島」

 厳島神社のある「宮島」は、宮城県の「松島」、京都府の「天橋立(あまのはしだて)」と共に日本三景に選ばれています。日本三景は本当にどこも日本的で景観がとても美しいので、旅先として本当におすすめですよ~!

 宮島へは、宮島口駅の近くにある「宮島口旅客ターミナル」からフェリーが出ているようで、片道180円(往復360円)で行けるようです。

 旅行中は↑を知らず、広島港とプリンスホテル前から出ている”高速船”に乗ってしまい、片道1,900円掛かってしまいました。。。笑

外から見た厳島神社

 宮島の石看板を通り過ぎ、少し歩くと厳島神社が見えてきます。

海の上に立つ大鳥居。まだ工事中でした。

 パンフレットにもよく出てくる厳島神社の大鳥居(おおとりい)ですが、訪れた時は残念ながら工事中でした。

 2022年12月に工事終了予定のようです。これはこれでレアですね( ˘ω˘ )

厳島神社入口。この近くで拝観料(大人300円)を支払います。
海の上に直接立っているのではなく、しっかりした土台に支えられてます。
神社内の廻廊も国宝に指定されているそうです。
本殿

 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三女神を祀られているそうです。

 本殿近くには、「おみくじ」や「御守り」も購入できました。

厳島神社の出口

 厳島神社はあっという間に歩き終わってしまうと思うので、お時間がある方はロープウェーを使って空海が開山したと呼ばれる”弥山(みせん)”に登ったり、表参道商店街で瀬戸内レモンを使ったドリンクなどを楽しみましょう!

「おなか減ったで~」

 宮島には自然の鹿があちこちにいます。店主さん一番待ちのお客さんいますよ~!

平和記念公園(へいわきねんこうえん)
原爆ドーム(左)と平和記念公園(右)

 広島を訪れる上で外せないのは、世界遺産の原爆ドームと平和記念公園ではないでしょうか。

 1945年8月6日に投下された原子力爆弾は、広島と長崎に甚大な被害を与え、日本に大きな悲しみと苦しみを今もなおもたらし続けています。

 日本人として核廃絶を訴えていく上でも、広島の歴史を知ることができるとても重要な場所ですね。写真は、原爆投下の目標とされた相生橋(あいおいばし)から撮影しました。

原爆ドーム

 平和記念公園近くにある原爆ドームは、もともと広島県の物産品を販売する「広島県物産陳列館」という建物だったそうです。今でいうお土産屋さんでしょうか。

 爆風をほぼ真上から受けたために、外壁などが壊れず一部が残ったようです。

原爆ドーム前にある噴水

 長崎の平和記念公園にもありましたが、被災地には噴水がよく見られます。

 被爆された方の霊が、喉の渇きに苦しまないようにと聞いたことがあります。

平和の鐘

 公園内にある平和の鐘。誰でも鳴らすことができ、「ごおー-ん!」と鈍い音が鳴ります。

原爆の子の像

 原爆被害によって亡くなったすべての子供の霊を慰めるために造られた”原爆の子の像”。

 建立は、原爆被害によって「白血病」を発症し、回復を願って折り鶴を折り続けた佐々木禎子さんがきっかけになられているようです。像の上に折り紙があるのが見えますね。

原爆の子の像近くに収められている折り鶴。

 1945年、広島の原爆被害によって亡くなられた方は、約14万人。

 70年近く経った現在でも戦争が起こり、原爆の使用を盾に攻め込まれてしまっている国もあります。生きているだけでは満足できない、人間の様々な欲が多くの大切なものを奪っていくんですね。

 この折り鶴を折った人たちのように、世界中も含めて、より多くの人が平和を望む世界になって欲しいです。

広島平和記念資料館の入口

 公園内にある平和記念資料館では、原爆当時の写真や被爆者の方の遺品などが展示されています。

 原爆の恐ろしさは体の内部にまで損傷を与える”熱線”、建造物を吹き飛ばす”爆風”、人体の内部や後遺症を引き起こす”放射線”などと知られています。

資料館内のシアター

 資料館では、原爆による被害を知ることだけでなく、将来原爆をなくしていくために世界でどのような動きがあるかということも学べます。

平和記念公園の中心にある慰霊碑

 広島平和記念資料館は、往路が展示ブースになっていて、帰路は平和記念公園全体が見渡せる透明な窓ガラスの廊下があります。

 平和を願い設立された「原爆死没者慰霊碑」とその先に「原爆ドーム」が見えます。過去から未来へ。そんなメッセージを自然と感じてしまいますね。

広島城(ひろしまじょう)
広島城の本丸

 広島市の中心にある広島城は、”広島”という名の名付け親でもある、初代城主毛利輝元(もうりてるもと)によって建てられたお城で、別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれています。

 天守閣は1592年~1599年に建てられましたが、1945年の原爆被害により壊滅し、その後1958年に復元されたようです。

広島城の入口。表御門(おもてごもん)

 城の周りにある内堀(うちぼり)の水が揺らめいてとても綺麗です。色が緑に見えるのも不思議ですね。

広島城の内堀
広島護国神社の鳥居

 広島城跡の敷地内には、広島護國神社(ひろしまごこくじんじゃ)があります。昭和天皇も御親拝されたそうです。

本丸に向かう階段が見えてきました!

 場内は、本丸と二の丸のみのため、とても回りやすいお城です。本丸がど真ん中ではなく内堀の端っこに建っているのが特徴的で面白いですね。

広島城の本丸

 層の重なりがお見事~!入場料は大人370円でした。

天守閣一番上からの眺め
二の丸。中から外を眺める人が見えました。
二の丸の内部

広島ご飯

【八誠】
八誠焼き(税込¥1,150)

キャベツ、もやし、肉、玉子、イカ天、餅チーズなど具が盛り沢山なお好み焼き。広島市内にある八誠さんでいただきました!

店員さんが調理してくれるので、自分で焼く必要はないようですよ(笑)

2人で1枚ぐらいがちょうどよいかと。お一人で行かれる方はハーフサイズもありますよ!

【まめたぬき】
穴子と牡蠣フライの共演セット(税込¥2,540)

宮島の名物である”アナゴめし”と”カキ”が食べられるセットです。宮島の表参道商店街の中にあります。

蒸し焼きにされたあなごがふわふわしていて、美味しさが口の中に広がります!

※HP内にある金額やお店は執筆時点(2022/9/3時点)のものです。