わんこそばや盛岡冷麺などの美味しいグルメや、猊鼻渓(げいびけい)、龍泉洞(りゅうせんどう)など、圧巻の大自然を感じられる岩手県!
そんな岩手県を巡った蔵之介の印象は……
「大自然」「麺」「寺」といった感じでした!
峡谷を小舟に乗って、左右にそびえ立つ崖に圧倒されながらも、静かなせせらぎの中舟唄を聴ける猊鼻渓や、海岸沿いでは極楽浄土をイメージさせる浄土ヶ浜などの自然が最高です( ˘ω˘ )
テレビの大食いでも登場するわんこそばや、近年人気の盛岡冷麺、盛岡まぜそばなど、盛岡のレトロな街並みを楽しみながらの食べ歩きもとても楽しいです!
それでは金色堂が輝く岩手県で訪れた場所を紹介していきます!
蔵之介ランキングTOP3✨
訪れた観光スポット
猊鼻渓(げいびけい)は、一関市にある大自然の渓谷です。
日本百景にも選ばれるこの大自然の渓谷では、舟下りが観光名所になっていて、舟頭さんが20名乗りぐらいの舟を操縦して、往復80~90分程(途中で下船して歩く時間あり)の舟旅に皆さんを連れてってくれます。(大人1,800円)
乗船後は、舟頭さんが先っぽが尖っている棹(さお)を使って舟を操縦してくれます。川の底に刺して舟を進めるようです。
舟下りは舟頭さんいわく365日運行されているようで、雨の日は屋根付きの舟、冬の時期にはコタツ付きの舟など、衣替えしてく舟に乗れるのも楽しみのひとつですね!
舟下り中に見れるスポット。造船所では、役目を終えた舟が解体されたり新しく作られているようです。
舟下りは、定時出発で1時間ごとぐらいに出発しています。帰り際は、渓谷の静かな時間が流れる中、舟頭さんがビブラートを効かせた舟唄を歌ってくれます。
渓谷ということもあって、響き渡る声が一層雰囲気を醸し出してくれます。
折り返し地点では、一旦舟を停めて、30分ぐらいの自由時間があり、渓谷の少し奥まで歩ける時間があります。
舟を停めた場所から、5分ほど歩くと猊鼻渓の奥まで行けます。
一個前の立札の前には、3個100円で買える「運玉」をこちらの穴に向かって投げ入れる運試しがあります。
運玉には、「福」や「縁」、「恋」など何種類かの玉が用意されています。一番叶えたい運玉を選んでチャレンジしてみましょう!
運玉を投げて穴に入れると、な、、なんと認定証がもらえます!スタッフさんが近くに待機されていて判定を行っています。
たまたま1球目の蔵之介運玉が入ってくれました。野球部の人は特に盛り上がりそうです。
車で行かれた方は、”げいびレストハウス”の前に無料駐車場があります。
停めれる台数が少ないので、舟乗り場のすぐ近くにも広めの有料駐車場があります。
平泉町にある中尊寺(ちゅうそんじ)は、西暦850年に慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)がによって開かれ、奥州藤原氏の初代清衡公が栄えた時代に幾つもの建造物が造られ発展したそうです。
初代清衡公が、源頼朝に追われている源義経をかくまったことから、義経ゆかりの地としても有名のようですね(弁慶堂という建物もありました)。義経は青年期も平泉で過ごされたそうです。
中尊寺でおそらく一番有名なのが、この「金色堂」ですね。
国宝建造物第1号にもなっており、建物内には金箔で中も外も金ぴかの阿弥陀如来様が待ち受けておられます。
大人800円の入場料で、金色堂と、近くにある讃衡蔵(さんこうぞう)という宝物館も一緒に入れるので、ぜひ入りましょう!(金色堂は写真の建物のみのため一瞬で見終わってしまうかと思います)
中尊寺の奥にある白山神社では、日本の神々の産みの親とされている、ゴッド・オブ・ゴッド、「伊邪那岐尊(イザナギノミコト)」と伊邪那美尊(イザナミノミコト)が祀られているそうです。
白山神社の前には、”能楽堂”があります。日本の重要文化財にも選ばれており、ステージ前には観客が座って見れるように、段々になっています。
仏教の寺院には、”山号(さんごう)”という称号が付けられるそうですが、中尊寺の山号は関山(かんざん)らしいです。
ということは、、、ということですね。|ω・)
義経と弁慶の木の像が祀られているそうです。駐車場から本堂に向かう途中で一番最初にである建物です。
入口から中間地点にある”本堂”や、金色堂までは坂が長く続くので飲み物を持っていきましょう。
山口県の秋芳洞(あきよしどう)、高知県の龍河洞(りゅうがどう)と並び、日本三大鍾乳洞に選ばれている龍泉洞(りゅうせんどう)は、盛岡駅からバスや車で2時間前後のところにあります。
1938年に国の天然記念物に選ばれた龍泉洞は、”青色の地底湖”が幻想的な雰囲気を作り出しています。入場料は大人1,100円でした。
駐車場近くにはロッカー室もあります。洞窟内はゆっくり歩いて20~30分ぐらいで見終わるので荷物の重い方には預けておくのがよいかも。
洞窟内はライトで照らされています。コウモリも生息しているので大きな声で騒がないように~
第二・第三地底湖が、洞窟内で一番大きい地底湖だと思います。
龍泉洞の地底湖の水は、その透明度により綺麗な青色に見えるそうです。
ちなみにライトで青く見せているわけではなく、透明度を際立たせるためにライトで地底湖を照らしているそうですよ。
出口にでてしまうと、あっという間やな~って感じでした!でもとても珍しい自然美は一見の価値ありです。
極楽浄土を思い起こすという「浄土ヶ浜(じょうどがはま」は、岩手県の海側にあり三陸の景勝地としても有名です。
駐車場は第1、第2、第3駐車場の順で浜辺に行きやすいみたいです。蔵之介は混んでいたので第3駐車場に車を停めたところ、だいぶ急な階段やら坂道を通ることになりました。。。
また浄土ヶ浜で人気の遊覧ボートでは、所要時間20分程で「青の洞窟(あおのどうくつ)」に入ることができます。
運転手さんがガイドをしてくれながら洞窟に向かいます。(トンネルになっているのではなく、洞窟入口を少し進み、引き返すようなイメージでした)
太陽の傾きによって、洞窟内の水の青さは影響を受けるようで、午前中に乗るのが一番洞窟内が青く見えてよいらしいですよ|:3ミ
遊覧ボードでチケットを買う際に、無料でもらえる「かっぱえびせん」を空に向けて手を伸ばしていると、”かもめ”が取りにきます。
かもめも慣れているのか、上手にエサだけくわえて飛んでいくのが見事。たまにかっこよく取れず、指の近くでばたばたしてるのもおりました。笑
近くの岩場には天然の「ほや」、とかがくっついてました。
蔵之介到着の時はもう午後の15時近く。それでも綺麗に青かったので満足です( ˘ω˘ )
夏にはとてもよい景観。子供連れの家族もたくさんいました!
宮古市に行くときは、美味しい海鮮丼と浄土ヶ浜。ぜひ訪れてみてください!
「永遠の日本のふるさと」と呼ばれる遠野には、昔ながらの田園風景を感じられる観光スポットがあります。
民俗学の父と言われる、柳田國男(やなぎだくにお)さんが「遠野物語」を編んだ場所としても有名で、その中でも時代劇の撮影等に使われる遠野ふるさと村を訪れました。
受付では、遠野にある観光施設5つを回れる「市内観光共通券」も販売されています。お時間に余裕のある方は、オシラ堂のある「伝承園」や、「遠野市立博物館」も一緒に回ってみてはいかがでしょうか?
茅葺き屋根(かやぶきやね)が印象的な、明治中期の建物との「南部曲り家」。L字型の造りが印象的でした。この見た目とは裏腹にWifiが使えるようになっていてびっくり。撮影の時とかに、屋内でPCを使うからですかね?
茅葺き屋根の「茅(かや)」とは、屋根の材料にもなっている「ススキ」や「ヨシ」、「チガヤ」などのイネ科の植物の総称のようです。
遠野は、名馬を生み出す馬産地としても有名だったようです。
家と馬屋が一緒になっており、家の中には馬釜があり、家内を暖めると同時に、茅葺き屋根(かやぶきやね)を燻(いぶ)す役割もあるようです。
屋外にも馬を放牧?する柵で囲まれたスペースがあり、農作業でも活躍していた馬たち。当時の生活に欠かせないパートナーだったことがよく分かります( ˘ω˘ )ふむふむ
睡蓮の池は、河童がでると看板に書いてあったので「じーー-|ω・)」っと待ってみましたが現れず。この日は出張中だったようなので、皆さんの目撃証言待ってます~!
最後にご紹介するのは陸前高田市にある”奇跡の一本松”です。2018年に東日本大震災の被災地を回る旅に出た際に、最後の終着点となった場所でした。
2011年3月11日に起きた東日本大震災による津波被害において、唯一倒されずに残った松として、「復興の象徴」として大切に保存されているようです。
一時、根が腐り枯死(こし)してしまったようですが、その後保存活動をされたことにより現在の形を保っているようです。
岩手県ではないですが、震災の被害について理解を深めたい方は、宮城県気仙沼市にある「伝承館(でんしょうかん)」さんを訪れるとよいと思います。被害を受けた学校がそのままの形で残されており、胸が痛みますが今後の人生を大事に生きないといけない。と強く思わされます。
奇跡の一本松の近くには、一本松茶屋さんがあります。
車で来られた方はこちらの駐車場に停めて見に行きましょう。お土産もぜひ買っていきましょうね~!
次回訪れたい有名スポット
(備忘録)
岩手ご飯
【ぴょんぴょん亭 盛岡駅前店】
牛焼肉セット(税込¥1,958)
盛岡の県民食であるという「盛岡冷麺」。その中でも、盛楼閣(せいろうかく)さんと並んで老舗で、大人気のぴょんぴょん舎さんに食べに行きました!
最初行った時は、待ち人数が20組ぐらいいて断念。翌日、お昼の早い時間に行ったらスムーズに入れました。一緒に出されるキムチを冷麺に入れて、自分好みの辛さに調整していきます。コシの強い麺を牛肉・牛骨・鶏ガラでダシを取った冷たいスープでいただく夏にぴったしの一品でした!
【地水庵(ちすいあん) 】
岩手牛と蕎麦セット(※値段忘れてしまいました)
一関市にある地水庵さんは、中尊寺第1駐車場から徒歩5分ちょっとの場所にあります。
わんこそばではないですが、口コミの評判が高く、美味しい岩手牛とのセット蕎麦がとても美味でした。
お店の雰囲気を楽しみに来られる方もいらっしゃるようです。
【丼の店 おいかわ】
宮古海鮮丼(税込¥1,550)
宮古市にある「宮古市魚菜市場店」というスーパーの中にある”おいかわ”さん。行列でだいぶ入店までに待ちました。。。
あとで調べてわかったのですが、宮古市にある多くの海鮮丼は酢飯ではなく、普通の白飯のようです。ネタはとても美味しかったです。
※HP内にある金額やお店は執筆時点(2022/08/18時点)のものです。