青森県

 本州最北端の青森県。出荷量全国1位のりんご県というイメージが強いですが、、桜の名所と知られる弘前のさくらまつりや、夏季期間のねぶた祭りなど、イベントがとても賑わいを見せます。

そんな青森県を巡った蔵之介の印象は……
「ねぶた」「桜」「りんご」といった感じでした( ˘ω˘ )

 七夕行事の1つとして有名な青森のねぶた祭り。「ラッセラー!」という掛け声と共に歴史上・伝説上の物語や、歌舞伎をモチーフにしたねぶたと、ねぶたの周りで踊る跳人(はねと)さんが祭を盛り上げます!

 また濃縮されたリンゴジュースや、サクサク生地にごろっとりんごの入ったアップルパイなど、りんごLOVERにはたまらんお店がとてもとてもありますね。蔵之介はオレンジよりリンゴ派です( ˘ω˘ )

リンゴと祭りの聖地、青森県で訪れた場所を紹介していきます!

蔵之介ランキングTOP3✨

第三位 ねぶたの家 ワ・ラッセ
第二位 奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)
第一位 弘前公園(ひろさきこうえん)

訪れた観光スポット

ねぶたの家 ワ・ラッセ
ワ・ラッセ入口

 青森といったらねぶた。ねぶたが年中見れるのは、、、「ワ・ラッセ」。( ˘ω˘ )

 青森駅から徒歩2~3分のところにある、ワ・ラッセでは、青森ねぶた祭に出展された大型のねぶたが展示されています。ねぶた祭に出展されたねぶたは、審査されて、優れたねぶたには金賞や銀賞などの賞が受賞されていています。

 頭文字の「ワ」は、「笑」いや、人や調和の「和」、祭りを通して育まれる市民の「環」を、「ラッセ」は、掛け声の「ラッセラー」から来ているようです。青森がねぶた祭りをとても大切にしていることが伝わってきますね!

ねぶたが展示されている広場。

 ねぶたの意味は、「ねむりながし」の”眠り”がねぶたに変化したようで、農業に悪影響な睡魔を灯篭(とうろう)や笹竹に載せて海や川に流すということらしいです。ねぶたい(眠たい)原因の睡魔を祓うという感じでしょうか。※由来は諸説あるようです。

この土台を男性陣が頑張って担ぐんですね|:3ミ

 現代のねぶたは、紙・木・張紙から作られているようです。

2021年金賞受賞作品。「雷公と電母(らいこうとでんぼ)」

 ねぶたの周りで踊る踊り手のことを跳人(ハネト)と呼ぶようです。衣装を身につけたり事前の申請をすれば観光客でも一緒に参加できたりするようなので、ぜひ皆さんもハネトになって参加しましょう|ω・)

 ねぶた祭の開催期間は、毎年8月2日~7日のようです。参加の方法はねぶた祭さんの公式HPからどうぞ!青森ねぶた祭 オフィシャルサイト (nebuta.jp)

弘前公園(ひろさきこうえん)
弘前城本丸

 弘前市にある弘前公園は、桜の名所として毎年200万人前後の人が訪れる場所で、桜で一面ピンク色に染まっている花筏(はないかだ)の写真は旅行欲をふつふつと煮込ませてくれますね|:3ミ

 4月から5月初旬にかけて行われる「弘前さくらまつり」は、1918年から続いている歴史ある祭で樹齢100年を超える桜たちを見ることができます。

JR弘前駅から100円(※令和4年時点)の路線バスに15分ほど乗って、「市役所前」で降りると車がなくても辿りつくことができました! 

本丸近くの広場にて

 注意点としては、桜の鑑賞時期を外すと、さくらまつり期間中でもだいぶ葉桜になってしまうので「弘前公園 ライブカメラ」と検索して、弘前さくらまつり様の公式HPで桜の咲き具合を確認した方がよいです。

花筏の写真。小船に乗って川を遊覧?もできるようです。
引用元:弘前さくらまつり様公式HP(弘前公園(弘前城)フォトギャラリー – 弘前さくらまつり (hirosakipark.jp)
蔵之介が行った時の葉桜感。。。笑

 弘前さくらまつり開催期間中でも、上の写真のように葉桜になってしまっている可能性もあります( ˘ω˘ )
事前に桜の開花情報を調べるのは本当に大事なので、皆さんもこの教訓をぜひ活かしてくださいませ。

弘前城近くで美味しいアップルパイが食べれるLe Castle Factoryさん

 弘前市周辺の宿は、時期が近くなると値上がりして予約が取れない状況になったりもしますが、新青森駅から特急で30分程で弘前駅に行けるので、開花の時期を見極めて行けるとよいと思います!
 日本一と称される桜をぜひ見に行きましょう~!

 余談ですが、弘前市はアップルパイの名店が沢山あります! 弘前アップルパイガイドマップというのが弘前市立観光館にて無料で配布されています。
 インターネットでも「弘前アップルパイガイドマップ」と検索するとPDFデータを見れるので、お気に入りのアップルパイを探しにいきましょう!

奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)
奥入瀬渓流、「阿修羅の流れ」

 全長約14kmに渡る奥入瀬渓流は、青森駅から車で約1時間半、弘前市からは、弘前・十和田周遊観光バスで行くことができる十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園の中にあります。

 スタート地点でもある奥入瀬渓流館では、有料のレンタサイクルを借りたり、ネイチャーガイドカウンターで無料のマップをもらって見所を教えてもらうこともできます。(お土産や苔テラリウムの製作体験もやってました)

奥入瀬渓流館入口。かなり広い駐車場もあります。

 時間をたっぷり使える方は、奥入瀬渓流館あたりからトレッキングを楽しむのも良いですし、「阿修羅の流れ」に寄ってから、見所が多くなってくる「雲井の滝(くもいのたき)」辺りから散策を楽しむのも良いと思います。
(蔵之介はガイドさんにも聞いて雲井の滝から歩いて銚子大滝までを往復しました)

奥入瀬渓流全体像
ネイチャーランブリングマップ

 奥入瀬渓流の紹介で、インターネットや旅行ガイドにもよく出てくる川の流れの写真は、一番最初の「阿修羅の流れ」のようです。タイムラプスで撮ったんですかね…?幻想的な写真が沢山出てきます。

渓流と木々の間を歩くのが気持ちよかです。

 歩きではなく、車や自転車で回る方は見所スポット近くの路肩に車や自転車を停めて、散策されている方も多かったです。歩きの方は疲れたら各所にあるバス停からバスで移動しましょう。

これ沢山生えてました。ネットで調べても分からず。。。

 ヤマセミやカモシカなどの動物や野鳥がよく見られるそうです。写真の植物をあちこちで見たんですがなにかわからず。。。地面から生えてる猫のしっぽに見えて癒されます笑

銚子大滝。お供してもらった蔵之介父(背中)。
三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
三内丸山遺跡。大型掘立柱建物(右)

 日本最大級の縄文時代の集落跡である特別史跡「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」。青森駅から直行便のバスが出ていて約20分ぐらいで到着することができる観光スポットです。

 1992年から始まった発掘調査で建物跡や土器などが沢山見つかり、出土品は縄文時遊館という入口にある建物の館内に展示されています。2021年には世界文化遺産にも登録されたようです。
 

三内丸山遺跡入口。入口の建物はけっこう先進的で、近代と縄文時代のギャップがあります。笑

 三内丸山遺跡入口。入場料は一般410円、高校・大学生200円、中学生以下無料なので、家族で行く方にとっては子供の教養を深めるにもうってつけです( ˘ω˘ )

縄文のムラ全体像
竪穴建物(たてあなたてもの)。550個ほど見つかっているようです。
掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)

 竪穴建物や掘立柱建物は、現存したものが残っているわけではなく復元されたものです。

縄文時遊館内にある出土した土器。入場料に含まれているので自由に見れます。

 2003年に1,958点以上の出土品が重要文化財に指定されたそうで、それぞれの出土品を近くで見ることができます。どきどき。

縄文時代の暮らしを感じられる模型などもかなり凝ってます。
十和田湖(とわだこ)
十和田湖のシンボル「乙女像」

 青森県と秋田県にまたがる「十和田湖(とわだこ)」は、青森県の中心ぐらいにある大きな湖で、水深は日本で三番目に深い湖とのことです。ちなみに奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出て出来た奥入瀬川の一部です。

 「乙女の像」、「十和田神社」や「石川啄木の歌碑」が見所スポットでしょうか。

休屋地区案内図

 十和田湖のシンボルである「乙女の像」は、彫刻家の高村光太郎氏によって建立されたもので、「同じものが向かい合う中で、深まっていくものを感じたため、わざと向かい合わせている」とのことです。深すぎてわからぬ。

十和田神社

 十和田神社は、鳥居をくぐってから10分程歩いた先にあります。雑木林の中を歩いて行くので、森林浴?にもなって心が安らぎます( ˘ω˘ )

十和田湖でとれたひめます。めちゃうまでした|:3ミ
青森市周辺(観光物産館アスパム・八甲田丸・A-FACTORY・ラブリッジ)
青森ウォーターフロントエリアのガイドマップ

 青森駅の周辺には、ねぶたの家「ワ・ラッセ」を始めとする様々な見所スポットがありまっせ。
青森ラーメンの数も多いので、お土産を探しながら地元のラーメンを食し、海を見ながら癒されましょう|:3ミ

三角の形が特徴的なアスパム。

観光物産館アスパム。お土産屋があったり、13Fには360度見渡せる展望台もあります。宇宙と交信しているような形の先進的な建物です( ˘ω˘ )

アスパムの中にあるお土産屋さん
パイの実魅惑のアップルパイ味。限定品かわかりませんがレジ横に大量にありました。
青森ラブリッジ。冬季は渡れなくなるようです。

 観光物産館アスパムと、A-FACTORYを繋ぐ、海上遊歩道の青森ラブリッジは、男女が愛を語らい育む場所になって欲しいという願いが込められているそうです。

ラブリッジから見た八甲田丸

 メモリアルシップである青函連絡船八甲田丸(せいかんれんらくせんはっこうだまる)は、青森と北海道の函館市を繋ぐ連絡船として活躍し、1988年に役割を終えています。有料ですが船内を観覧することもできます。

真後ろから撮った八甲田丸。線路の感じがとてもよき
2010年に開業されたA-FACTORY。

 ワ・ラッセの目の前にあるA-FACTORYでは、様々な種類のリンゴジュースや青森の地酒が販売されています。中でも青森県産のリンゴから作られたお酒「アオモリシードル」は、お土産にもとても良いですね!

 A-FACTORYのAはアップルでしょうか。。。? これだけリンゴ祭してるのでアップルと解釈してます。笑

濃縮された様々なリンゴジュースが販売されています。
A-FACTORYとワ・ラッセの間にある「あおもり駅前ビーチ」。

次回訪れたい有名スポット
(備忘録)

青森ご飯

【お土産とお食事の店 もりた】
ひめます開運親子めし(税込¥2,100)

神様が住むという、神聖な十和田湖で育ったひめますを、十和田神社に祈祷したお米と一緒に頂く贅沢な一品。(場所は十和田湖にあります)
蔵之介旅行記で紹介したご飯の中でもトップ3に入るぐらいとても美味しく、他の場所では食べられない絶品料理です!!

【長尾中華そば 青森駅前店】
こく煮干し(にぼ飯セット)(税込¥1,050)
※単品のこく煮干しは、¥800。

青森のご当地ラーメンである煮干しラーメンは、煮干しの風味が香る濃厚なスープに、3種類から選べる麺を絡めて美味しくいただきます。

現地の人も行列に並んで食べに来られるぐらい人気でしたが、煮干しの濃厚な味が強烈なので好き嫌いがわかれそうな気がします。

お土産屋にも箱や袋で持ち帰り用が販売されてます。

【Le Castle Factory】
アップルパイ(¥380)

りんごの生産量日本一の青森県。ここのアップルパイを食べずには帰れない!と思い、弘前市で美味しいアップルパイを探しました。

 ホテルに併設された店舗で、青森県さんのふじりんごをたっぷり使った贅沢なアップルパイでした!

 弘前市内のお店で売られているアップルパイは人気店は結構売り切れてしまうので、計画的に買いにいきましょう!